質問
水位計の設置例や注意点を教えてください。
回答
設置する場所が決まっていない場合は、まず設置条件を確認して設置場所を決めてください。
設置場所と設置パターンは密接な関係にありますので、それぞれ慎重に検討し安全かつ最適な設置方法を決定してください。
- 具体的な設置例については、water level Guide 設置内の [ 設置例 ] をご参照ください。
- パターンにより準備する固定金具、ケーブルクランプなどが異なるため事前にご確認ください。
部品番号や購入先を セット内容や用意するものを教えてください で確認し準備してください。
設置における注意点
-
水位の測定誤差や故障の原因となりますので、センサー部本体や専用ケーブルの
[ 取り扱い上の注意 ]を必ずお読みになり、正しくお取り扱いください。 -
測定対象となる液密度が一般の水( 約 1.000 g / ㎤, 4 ℃ )と異なる場合には、測定精度に影響しますので、あらかじめご相談ください。
- 必要に応じて容易にセンサー部を引き上げて点検できる構造で設置してください。
- 設置位置については、水位観測場所の最低水位より下側に設置し、圧力導入口の位置が常に水中に没するようにしてください。
- 水底等に設置する場合、土やヘドロ等の沈殿物による埋没などで、圧力導入口が塞がれないようにしてください。
- センサー部の固定金具や保護管の材質は、センサー部と同種の材質か塩化ビニールなどの絶縁物にしてください。
異種金属( 特に亜鉛系 )にセンサー部が接触している構造の場合、故障の原因になる場合があります。 - センサー部はケーブルを持ち、静かに水中に沈めてください。投げ込んだり、ぶつけたりしないでください。
- 汚泥などが水底に堆積するときは、予想される汚泥の堆積面より上に設置してください( ヘドロ状の液体でも、圧力伝達に支障がなければ埋没可 )。
- 送信ボックスは、安定した無線通信のために壁面取付よりポール取付を推奨します。取付け位置は、無線環境を良好にするため、地上高 1 m 以上かつ、周囲に障害物がないことを推奨します。
( 注記 ) : 設置場所とシリアル番号の対応について、必ず記録を残してください。各水位計を識別するためにつける名前として登録するデバイス名の設定で必要になります。
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