質問
追加したストレージを設定する方法を教えてください。
対象機器
- AG10/20
回答
増設したストレージをデバイス上で利用するには、以下の作業が必要です。
※ SSD 付きモデルの場合、Nx Witness から映像データを SSD に録画する場合は、ストレージ設定を行う必要があります。
- パーティションの作成
- パーティションをフォーマットする
- パーティションをマウントする
- 設定ファイルを保存する
ここでは、最もシンプルで一般的な設定について説明をします。
目次
CLI で設定する
CLI でのログイン方法や、ストレージ設定の際のオプション項目など、より詳しい内容については 『CLI ユーザーズマニュアル』を参照してください。
パーティションを作成する
SSD 付きモデルの場合、sda は SSD のことを指しています。後から USB ストレージなどを追加した場合、それは sdb となります。(SSD が存在しない場合、後から追加した USB の外部ストレージなどが sda となります。)
- amsh を起動します。
admin@amnimo:~$ amsh
amnimo$ - 管理者モードに移行します。
amnimo$ enable
password: ←パスワードを入力してEnter
amnimo# - 以下のコマンドでパーティションを作成します。既存のストレージがある場合、Tab キーを押すことで候補が表示されます。
設定例 (パーティション名:sda、パーティション番号:1)
amnimo# device storage partition sda 1
- 以下のコマンドを実行し、ストレージの状態を確認します。
amnimo# show device storage partition
# ---- sda ----
- 468851544 MBR
1 468850520 linux(0x83)
パーティションをフォーマットする
以下のコマンドで、パーティションをフォーマットします。(ext4 推奨)
設定例 (パーティション名:sda、ファイルフォーマット:ext4)
amnimo# device storage format sda type ext4
パーティションをマウントする
- マウントする場合、設定モードで実施する必要があります。(マウントポイントは、 ”/media/パーティション名” を推奨)
設定例 (マウントしたいパーティション:sda1、マウントポイント:/media/sda1)
amnimo# configure
amnimo(cfg)#
amnimo(cfg)# storage mount sda1 /media/sda1 - 以下のコマンドを実行し、マウントの状態を確認します。
amnimo# show device storage mount
Partition Type MountPoint
sda1 ext4 /media/sda1
設定ファイルを保存する
設定ファイルを保存し、再起動しても設定が反映されるようにします。
amnimo(cfg)# config file save
GUI で設定する
設定内容の意味や、より詳しい設定は『GUI ユーザーズマニュアル』を参照してください。
パーティションを作成する
- サイドメニューの [ 運用 ] ‐ [ ストレージ ] をクリックします。
- デバイスを選択し、パーティション番号とパーティションタイプ、サイズを設定します。(サイズを省略すると、ストレージデバイスの最大値が使用されます。)
パーティションをフォーマットする
- [ 運用 ] ‐ [ ストレージ ] 画面で、フォーマットしたいパーティションの右に表示されている[…]をクリックし、表示された操作メニューから[詳細]を選択します。
- [ フォーマット ] をクリックします。
- 「フォーマット」画面が表示されます。ファイルフォーマットタイプを選択し、[確認]ボタンをクリックします。
- 確認画面が表示されるので [ 実行 ] をクリックします。
パーティションをマウントする
- [ 運用 ] ‐ [ ストレージ ] 画面で、パーティションの右に表示されている[…]をクリックし、表示された操作メニューから[マウント]を選択します。
- マウントポイントを指定し、ファイルシステムとマウントオプションを選択したら、[ 確認 ] をクリックします。
- 確認画面が表示されるので [ 実行 ] をクリックします。
設定ファイルを保存する
[ 設定ファイル ] 画面で、[ 現在の設定ファイルをデバイスに保存 ] をクリックし、確認画面が表示されたら [ 保存する ] をクリックして保存します。
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