初めて amnimo VMS を利用する場合、amnimo VMS の有効化や、カメラの設定が必要です。
ここでは、amnimo VMS の初期設定手順について説明します。

対象機器

• AG

目次

amnimo VMS を有効化する

❶ amsh モードに移行する

以下の手順で、amsh の設定モードに移行します。

admin@amnimo:~$ amsh ← amsh モードに移行
amnimo$ enable ← 管理者モードに移行
password: 
amnimo#
amnimo# configure ← 設定モードに移行
amnimo(cfg)#

❷ amnimo VMS を有効化する

以下の手順で amnimo VMS を有効化します。

amnimo(cfg)# amovms
amnimo(cfg-amovms)# show config ← amovms の設定を確認する
no enable ← 初期値は無効
amnimo(cfg-amovms)# enable ← amovms を有効にする（有効化が完了する間に、no enable にしない）
Enabling amnimo VMS disables Nx Witness.
Do you want to change it? (y/N): y
INFORMATION:
Please ensure an adequate recording capacity is reserved.
amnimo(cfg-amovms)# exit
amnimo(cfg)# config file save ← 設定ファイルの保存

録画ストレージのファイルを削除する

以下の手順で、amsh モードから bash モードに移行し、録画ストレージのファイルを削除します。

amnimo(cfg)# exit ← 設定モードから管理者モードに移行
amnimo# exit ← 管理者モードからユーザーモードに移行
amnimo$ exit ← ユーザーモードから、bash に移行
admin@amnimo:~$
amnimo(cfg)#
admin@amnimo:~$ sudo rm -r /media/ssd/'HD Witness Media'/ ← Nx Witness のストレージほ保存されるフォルダを削除する

カメラを設定する

1. カメラをデバイスの PoE ポートに接続します。
2. カメラの設定画面等から、以下の様にストリーミングプロファイルを設定を行います。
   
   • コーデック：H.264（必須）
   • 解像度：1280*720（推奨）
     
   • FPS ：15~30（推奨）
   • ビットレート：1Mbps（推奨） 

     カメラの設定については、各カメラメーカーにお問い合わせください。 ユーザー定義のストリーミングプロファイルを自動作成できるカメラの場合、ご希望の映像設定に合わせて一つだけユーザー定義ストリーミングプロファイルを定義してください。 AXIS 社のカメラの場合、ユーザー定義ストリームプロファイルが存在しないと、amnimo VMS がユーザー定義ストリームプロファイルを以下の値で自動作成します。 コーデック：H.264 解像度：1280*720 FPS ：15 ユーザー定義のストリーミングプロファイルを自動作成できないカメラの場合、カメラ固定のストリーミングプロファイルの 1 番目の設定をご希望の映像設定に合わせて定義してください。

統合ビデオ管理システムで設定する

統合ビデオ管理システムで、カメラの認証方法を設定します。カメラの認証とは、カメラのメーカーごとに決められているカメラの認証情報のことです。

ユーザー名とパスワードは、カメラ初期設定時にご自身で設定したものを入力してください。

カメラの検出をする

1. デバイスの横にある  アイコンをクリックし、[ ゲートウェイ設定 ] をクリックします。
2. [ その他 ] から [ カメラ検出 ] をクリックします。
3. 確認画面が表示されるので [ はい ] をクリックします。
4. サイドバーにカメラが表示されたことを確認します。（スナップショットを取得するまでサムネイルは表示されません。）

カメラの認証をする

1. 統合ビデオ管理システムにログインします。
2. デバイスの横にある  アイコンをクリックし、[ 一般設定 ] をクリックします。
3. ”カメラ認証情報” の [ 設定 ] をクリックします。
4. ユーザー名とパスワードを入力したら [ 設定 ] をクリックし、画面を閉じます。
   
5. 追加したカメラを選択し、DIRECT タブをクリックして映像が表示されることを確認します。