▌ バージョン4.0.0α
現在、Ubuntu 26.04向けの新しいファームウェアとしてV4.0.0を開発しています。本ファームウェア バージョン4.0.0-alphaは、その途中成果物を評価用として提供するものです。本ファームウェアはAG10専用であり、開発初期段階のため多くの制限事項があります。正式リリースまでの間、評価用の途中成果物を順次リリースする予定です。制限事項や今後のリリース計画の詳細は、本文書を参照してください。
本ファームウェアを含む今後のファームウェアの開発に関するご要望などがありましたら、問い合わせフォームよりご連絡ください。フィードバックを歓迎いたします。 詳細な制限事項や検証結果はFAQに順次掲載予定です。
対象製品
想定用途
免責事項/注意事項
本ファームウェアは評価用であり、ソフトウェア保証の対象外です。動作に問題が生じる可能性がありますので、本番環境で使用しているデバイスや、物理的なアクセスが困難な場所に設置されているデバイスにはインストールしないでください。
機能制限
本ファームウェアでは、通常のAG10向けファームウェアと比較して一部の機能のみ使用できます。
使用可能な機能
- Ubuntuへのログインおよびシェル上でのコマンド実行
- apt経由のパッケージインストールや更新
- FW更新(既存のFWへの書き戻しを含む)
- eth0によるネットワーク接続
- GPIOの制御
- USBホスト
- SDカードへのアクセス
- SSHによる接続
使用不可・未サポートの機能
- amnimoソフトウェア
- amsh
- GUI
- DMS/eVMS
- 各種デバイス
- モバイル
- PoE
- RS485
- watchdog
- userfs(/opt/local)のマウント
-
sharefs(/mnt/share)のマウント
起動エリアの表示・切り替えについて
本ファームウェアは通常版と同様にエリア0/エリア1のデュアルブート構成を前提としています。 書き込み先のエリアにより、起動後のファームウェアが切り替わります。 評価時は、既存ファームウェアと本ファームウェアが異なるエリアに存在する構成となる可能性があります。
以下のコマンドで、起動エリアの表示や切り替えが行えます。
# 現在の起動エリアを表示 # 例) エリア0で起動している場合 $ sudo amctrl boot AREA: 0 # 次回の起動エリアを設定 # <area>には0もしくは1を指定 $ sudo amctrl boot --set <area>
ソフトウェアのバージョン
| ソフトウェア | バージョン |
| Ubuntu OS | 26.04(resolute) |
| Linuxカーネル | 6.12 |
使用方法
本ファームウェアへの更新について
既存のファームウェアから本ファームウェアへは、通常のファームウェア更新と同様にamshから実施してください。
$ amsh amnimo$ enable password: amnimo# firmware area update target both url https://package.amnimo.com/firmware/ag10-v4-alpha.amf
本ファームウェアから既存のファームウェアへの更新について
本ファームウェアへの更新後に既存のファームウェアへ戻す場合は、以下のコマンドを使用してください。以下ではファームウェアのバージョン3系の最新版へ更新する手順を示していますが、更新先のファームウェアファイルを明示的に指定することで、他のバージョンへ更新することもできます。
# 更新先のFWをダウンロードする $ wget https://username:password@package.amnimo.com/firmware/ag10-v3.amf # FW更新を開始する $ sudo amfirm update --target=both ./ag10-v3.amf
ログインアカウントについて
adminアカウントでログインしてください。初回起動時にパスワードの設定が要求されます。
amnimo login: admin You are required to change your password immediately (administrator enforced). New password: Retype new password:
既存ファームウェアとの互換性について |
ネットワーク接続について
eth0では、DHCPv4によりIPアドレスを取得します。
ネットワーク設定ファイルは/etc/netplan/40-amnimo.yamlにあります。必要に応じて編集し、変更を適用してください。
# 設定ファイルの変更 $ sudo vi /etc/netplan/40-amnimo.yaml # 変更の適用 $ sudo netplan apply
設定ファイルの詳細については、Netplanのドキュメントを参照してください。
DI/DOの制御について
DIの値を取得するには、以下を実行してください。
# GPIO(input)値取得 $ sudo gpioget -c 2 <pin> # 例) DI0(P10)の値を取得 $ sudo gpioget -c 2 P10 "P10"=active
<pin>には、以下の値を指定してください。 - DI0: P10 - DI1: P11 - DI2: P12 - DI3: P13
DOの値を設定するには、以下を実行してください。
# GPIO(output)値設定 $ sudo gpioset -c 2 <pin>=<val> # 例) DO0(P14)をHIGHに設定 $ sudo gpioset -c 2 P14=1
<pin>には、以下の値を指定してください。 - DO0: P14 - DO1: P15
<val>には、以下の値を指定してください。 - HIGH: 1 - LOW: 0
ログ取得方法
問題発生時は以下のログを取得してください。
- dmesg
- journalctl -xe
- /var/log 配下
全体更新用ファームウェアURL
| 各ファームウェアにアクセスする場合は、アカウントとパスワードが必要になります。弊社サポートに別途ご連絡ください。 |
今後のロードマップ
Ubuntu 26.04を搭載したファームウェアについては、今後以下のスケジュールで開発を進める予定です。詳細は変更となる可能性があります。なお、正式リリース版以外のファームウェアについては、最低限の検証のみを実施する予定です。
- 2026年7月末頃: AG10/AG20上でのファームウェア v3と同等な機能の有効化
- 2026年9月末頃: AX11/AX21でファームウェア v3と同等な機能の有効化
- 2026年11月末頃: AR10/AR20/AX30のサポート追加
-
2027年3月末頃: Ubuntu 26.04正式リリース版(V4.0.0)のファームウェアのリリース
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