目次
質問
独自アプリケーションの開発に使用可能なメモリ容量が、カタログに記載されている仕様と異なります。なぜですか?
対象機器
- AG シリーズ
- AR シリーズ
- AX シリーズ
回答
この差異は、以下のような要因によって生じています。
- システムプロセス、アプリケーションプロセス、バッファおよびキャッシュ
デバイスはアプリケーションやファームウェアを搭載しており、その動作に必要なメモリ領域を確保しています。
バックグラウンドで動作するシステムプロセスもメモリを消費するため、ユーザーアプリケーションが使用できるメモリはその分少なくなります。
また、デバイスはパフォーマンス向上のために、バッファやキャッシュ領域を使用しています。
これらは頻繁にアクセスされるデータを一時的に保存するためのもので、直接的にアプリケーションが使用するメモリではありませんが、全体の処理効率を高める重要な役割を果たしています。 - AI 用メモリ領域
AI 機能が搭載されている AX シリーズでは、メモリの一部を DRP-AI 用として確保しており、Linux カーネルが認識しているシステム全体のメモリ総量としては含まれず、カタログスペックより乖離があるように見えます。
機種ごとの、カタログスペックと実使用可能メモリ容量の目安は以下の通りです。
| 機種 | FW Ver. | カタログ | Linux カーネルが認識しているシステム全体のメモリ総量 | 使用可能(available) |
| AG10 | amnimo G series AG10 version 2.6.2 build 66435 | 2Gbyte | 1.9 Gibyte | 1.7Gibyte |
| AR10 | amnimo R series AR10 version 2.7.1 build 70807 | 1Gbyte | 979 Mibyte | 801Mibyte |
| AX11 | amnimo X series AX11 version 3.1.0 build 70896 | 4Gbyte | 3.2Gibyte | 2.9Gibyte |
| AX30 | amnimo X series AX30 version 3.0.0 build 70089 | 2Gbyte | 1.1Gibyte | 866Mibyte |
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