DNS (Domain Name System)
インターネット上のコンピュータ同士が通信する際には「172.217.31.142」といった、数字をピリオドでつないだ「IP アドレス」と呼ばれる番号で通信元・通信先の居所を特定している。
数字の羅列では人間が覚えることが困難であるため、「www.google.com」のような文字列から成るドメイン名を利用しているが、これらを対応させている(紐づけている)仕組みを DNS という。
例として、ブラウザで「172.217.31.142」と IPアドレスを入力しても、「google.com」とドメイン名を入力しても、共に以下のページが表示されるが、これは DNS の仕組みによるものである。
◆「google.com」でも「172.217.31.142」でもこの画面が出る
DNS の仕組みは様々なところで利用されているため、一見 DNS とは無関係のように思える作業でも、実は DNS を有効にしておかなければエラーが発生し進まない、等のケースがあるため注意が必要である。
パブリックDNS
通常インターネットを利用する時は、DNS を意識して利用することは少なく、これは DNSサーバと呼ばれるサーバをプロバイダが所有しており、Web ページを閲覧する際に自動的に変換してくれているためである。
しかし、パブリック DNS と呼ばれる、インターネット上に公開されており誰でも自由に使える DNS サーバも存在しており、そこを利用することも出来る。
アムニモのエッジゲートウェイでも DNS サーバーの設定をすることが出来る。エッジゲートウェイスタートアップガイドには以下の設定例がある。
上記例では DNS サーバーを「8.8.8.8」としているが、この「8.8.8.8」は Google 社が運営するパブリック DNS である。
(手動で、プロバイダ等が所有している DNS サーバを設定することも可能)
これらのパブリック DNS やプロバイダ所有の DNS サーバ等には返答速度やセキュリティ面での違いがあり、採用する際の目安となる。
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