| 対象機種 | ☐ AG10 ☐ AG20 ☐ AR10 ☐ AR20 ☑ AC10 ☑ AC15 ☑ AC25 ☐ AX11 ☐ AX21 ☐ AX30 ☐ AB11 ☐ AB12 |
| ファームウェアバージョン | N/A |
質問
AC15 / AC25(無線 LAN 機能搭載モデル)は、Wireless multi-hop(無線マルチホップ)に対応していますか?
また、無線 LAN クライアント(STA)として既設 AP に接続し、その回線を Ethernet 側や別 SSID に出す構成は可能ですか?
回答
■ Wireless multi-hop(IEEE 802.11s)への対応について
AC15 / AC25 は、無線メッシュ(無線マルチホップ)で使用される IEEE 802.11s 規格には対応していません。 そのため、一般的な無線中継器(リピーター)構成や、メッシュネットワーク構成としての利用はできません。
ℹ️ 補足:Wireless multi-hop とは、複数の無線アクセスポイント同士が無線で相互接続し、中継しながら通信する仕組み(IEEE 802.11s)を指します。
■ 既設 AP への無線接続(STA 動作)について
AC15 / AC25 を無線 LAN クライアント(STA)として既設アクセスポイントへ接続すること自体は可能です。ただし、以下の制約があります。
- ブリッジ機能には対応していないため、既設 AP と同一セグメントでの利用はできません。
- 同一ネットワークアドレスでの透過的な中継(一般的な中継器動作)はできません。
- 固定 IP 設定やスタティックルート設定などの高度なネットワーク設計が必要となります。
- 機種やネットワーク構成によっては実現できない場合があります。
このため、既設 AP との無線接続による回線延伸構成は推奨していません。
■ 推奨構成(無線マルチホップを実現したい場合)
無線メッシュ構成をご希望の場合は、IEEE 802.11s に対応したメッシュ対応アクセスポイントをご利用ください。
ℹ️ 補足:メッシュ対応とは、IEEE 802.11s に準拠した無線 LAN の自律中継機能を指します。
構成例:
インターネット | LTE ルーター(例:AC10) |(有線 LAN) メッシュ対応 AP(IEEE 802.11s 対応) |(無線マルチホップ) メッシュ対応 AP(IEEE 802.11s 対応) | 端末
このように、LTE ルーターとメッシュ対応 AP は有線接続し、無線マルチホップは AP 側で構成する方式を推奨します。 なお、AC15 / AC25 ではなく、有線接続前提の LTE ルーター(例:AC10)とメッシュ対応 AP を組み合わせる構成を推奨します。
補足
AC15 / AC25 の無線 LAN 機能は、アクセスポイント動作およびクライアント動作に対応していますが、メッシュ(IEEE 802.11s)や透過ブリッジ中継用途には対応していません。 無線設計を行う際は、セグメント分離やルーティング設計を前提としたネットワーク構成をご検討ください。
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