このレシピでは、DNS サーバーを有効化して利用する手順について説明します。
※ 工場出荷時には、DNS サーバーは無効に設定されています。
対象機器
- AG10/20
- AR10/20
- AC10(CLI のみ 2022/7/4 現在)
目次
GUI で設定する
- Web ブラウザで GUI にアクセスします。
例) http://192.168.1.197 - サイドメニューの [ 詳細設定・制御 ] - [ DNS 設定 ] をクリックします。
- 有効のトグルをオンにし、ポート番号を入力します。(本手順では、53番ポートを使用)
続いて「問い合わせ先サーバー」のタブを選択し、「新規追加」をクリックします。 - 問い合わせ先の上位 DNS サーバーのIPアドレスを指定し、優先度を設定します。(0-99、0 が最高優先度)
※ GUI では設定できる内容が限定されるため、より詳細な設定を行う場合は CLI から実行してください。
CLI で設定する
- amsh で設定モードに移行します。
admin@amnimo:~$ amsh
amnimo$ enable
password:
amnimo#
amnimo# configure - DNS の設定モードに移行し、DNS 設定を行います。
amnimo(cfg)# dns
amnimo(cfg-ssh)# enable ← DNS サーバーを有効にします
amnimo(cfg-ssh)# port 53 ← ポート番号を設定します。
amnimo(cfg-ssh)# query-port-range min 1024 max 65535 ← クエリーの発行ポートの範囲を指定します
amnimo(cfg-dns)# cache-ttl min 900 max 3600 ← キャッシュの保持期間を設定します。
amnimo(cfg-dns)# cache-ttl negative-max 900 ← ネガティブキャッシュの最大保持期間を設定します。
amnimo(cfg-dns)# server-address 8.8.8.8 priority 10 ←問い合わせ先の上位 DNS サーバーのIPアドレスと優先度(10)を指定します。
amnimo(cfg-ssh)# exit
amnimo(cfg)# - 設定ファイルを保存します。
amnimo(cfg)# config file save
コマンドやその他のオプション設定についての詳しい説明は、以下のマニュアルをご参照ください。
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