アムニモのデバイスを経由してインターネットに接続するためには、SNAT の設定が必要です。
SNAT 設定をすることで、アムニモの各種デバイスをブロードバンドルーターのように使用することが出来ます。
SNAT(ソース NAT、送信元 NAT) とは、プライベートネットワーク側からインターネットに向けてパケットが送信されると、送信元の IP アドレスとポート番号を ISP から配布された IP アドレスに変換する機能です。 対照的に、DNAT (デスティネーション NAT、宛先 NAT、送信先 NAT) とは、インターネットから特定のポート番号宛てに届いたパケットを、あらかじめ設定しておいたプライベートネットワークにある機器に転送する機能です。 |
このレシピでは、対象のインターフェースに SNAT の設定をする手順を説明します。
対象機器
- AG10/20
- AR10/20
- AC10/15/25
- AX11
目次
PC 側の設定について
- 接続した PC にはデフォルトゲートウェイが設定されている必要があります。
エッジゲートウェイ側の br0 の IP アドレスをデフォルトゲートウェイとしてあらかじめ設定してください。
GUI で設定する
- GUI でデバイスにログインします。
- 詳細設定・制御 ] ‐ [ インターフェース設定 ] を開き、設定したいインターフェース右側の設定ボタンから [ 編集 ] をクリックします。(本手順では、ecm0 を選択)
- [ 動的SNAT ] にチェックを入れて、[ 設定 ] をクリックします。
- [ 設定ファイル ] から、[ 現在の設定をデバイスに保存 ] をクリックし、設定を保存します。
動画で学ぶ SNAT 設定 |
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実例とともに、より詳しく解説しています。 |
CLI で設定する
- TeraTerm などのツールで デバイスにログインします。
- amsh を起動します。(AG/AR のみ)
admin@amnimo:~$ amsh
- 設定モードに移行します。
amnimo$ enable
password:
amnimo# configure
amnimo(cfg)# - インターフェイス ecm0 の設定モードに移行し、以下のコマンドを実行します。
amnimo(cfg)# interface ecm0
amnimo(cfg-interface-ecm0)# dynamic-snat4
amnimo(cfg-interface-ecm0)# - 設定ファイルを保存します。
amnimo(cfg)# config file save
startup-config file already exists. Do you want to overwrite? (y/N): y
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