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| 対象機種 | N/A(機種非依存の第三者製品連携に関する記事です) |
Nx Witness の「カメラ自動検出」を有効にした状態で AXIS カメラを接続すると、物理的には 1 台しかないカメラが 2 台として検出され、同一 IP による「IP 競合」警告が表示されたり、片方が認証エラーで停止したりすることがあります。本記事では、この現象の原因と、カメラの自動検出設定を維持したまま二重検出を防ぐ対処方法を説明します。
切り分けフロー
- Nx Witness 上で、同一の
IPアドレスを持つカメラが 2 台表示されていないか確認する。 - そのうち片方が認証エラーで停止していないか確認する。
- 該当する場合は、以下の「原因」「対処」の手順に進む。
原因(なぜ 2 台に見えるのか)
Nx Witness はカメラを自動検出する際、同一 IP のカメラであっても複数の検出経路(例:AXIS 独自の検出方式と ONVIF 経由の検出)で見つかると、それぞれを別の論理カメラとして登録してしまうことがあります。その結果、同一 IP のカメラが 2 台並び、「IP 競合」警告や、片方のみ認証エラー(資格情報の不一致など)が発生します。
ℹ️ 補足:この検出経路の重複が二重登録の直接原因であるとする一般的な仕様上の記載は確認できておらず、一部の利用者からの報告例に基づく傾向です。実際の要因はカメラ機種やファームウェアにより異なる場合があります。
また、AXIS カメラ側で WS-Discovery(ネットワーク上でカメラを自動的に見つけるための仕組み)が有効になっていると、Nx Witness などのサードパーティ製 VMS がより検出しやすくなります。AXIS はセキュリティ上の観点から未使用のプロトコルを無効化することを推奨しており、AXIS OS 12.1 以降では WS-Discovery がデフォルトで無効になっています。
対処(自動検出は維持しつつ二重検出を防ぐ)
次の順で対応してください。
-
Nx Witness 側で認証エラーになっている方のカメラを削除する
二重登録の状態のままだと警告が残り続けるため、停止している方(認証エラー側)を Nx Witness のリソースツリー等から削除します。削除しても、検出経路の重複という原因が残っていると再度自動追加される場合があるため、続けて次の手順に進みます。 -
カメラ側で二重検出の入口を無効化する(推奨)
自動検出の設定を Nx Witness 側で維持したい場合は、カメラ側で不要な検出プロトコルを無効化するのが現実的な対処です。AXIS カメラの Web UI のネットワーク設定からWS-Discoveryを無効化してください。無効化後、Nx Witness で重複していた片方を削除し、再検出で 1 台のみになるか確認します。 -
改善しない場合はカメラのファームウェア更新も検討する
特定の AXIS カメラとファームウェアの組み合わせで、意図せず検出経路が増え、結果的に二重検出となるケースがあります。WS-Discoveryの無効化で改善する場合はその運用で問題ありませんが、可能であればカメラのファームウェアも最新版へ更新してください。
それでも解消しない場合の切り分けポイント
- Nx Witness の設定でカメラ自動検出そのものを無効化すると、以後は自動追加されず手動追加の運用になります。原因切り分けのため、一時的に無効化して挙動を確認する方法も有効です。
- 二重検出が AXIS カメラだけで発生するか、他社製カメラでも発生するかを確認することで、カメラ側の要因か Nx Witness 側の検出設定の要因かを切り分けられます。
関連ドキュメント
- 関連ドキュメント:AXIS OS Hardening Guide
- 関連ドキュメント:AXIS OS web interface help
- 関連ドキュメント:Disabling Automatic Discovery(Network Optix)
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