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AG10 に接続した PoE 受電機器(IP カメラ等)の合計消費電力が、装置全体の給電上限(合計 40W)を超えた場合でも、AG10 本体がダウン・再起動することはありません。
この場合、過電流を検知した PoE ポートの給電のみが自動的に遮断されます。
| 対象機種 | ☑ AG10 ☐ AG20 ☐ AR10 ☐ AR20 ☐ AC10 ☐ AC15 ☐ AC25 ☐ AX11 ☐ AX21 ☐ AX30 ☐ AB11 ☐ AB12 |
| ファームウェアバージョン | 全バージョン(ハードウェア仕様) |
保護機能の挙動と仕様
- 保護機能の動作:給電能力を超えた場合、該当ポートの給電のみを停止します。本体システムは稼働を継続します。
- 前提条件:AG10 本体に十分な電源容量が供給されていること(十分な定格の AC アダプター等を使用していること)が前提です。AC アダプター側の容量が不足している場合は、機器全体の動作に影響が出る可能性があります。
LAN ケーブル延長時の電力設計に関する注意点
PoE 規格(IEEE 802.3at)では、LAN ケーブルによる伝送ロス(電力ロス)が考慮されています。
そのため、ケーブルが長くなるほど(最長 100m 配線時など)、給電側(AG10)が送る電力は受電側(カメラ側)の消費電力よりも大きくなります。
- 計算上の注意:受電機器の仕様上の消費電力合計が 40W 未満でも、ケーブル延長によるロスが加わることで、AG10 側の給電要求が 40W を超える場合があります。その結果、意図しない給電遮断が発生する恐れがあります。
- ピーク電力の考慮:カメラの赤外線照明 ON 時や PTZ モーター駆動時など、一時的に消費電力が高くなるタイミングも考慮して設計してください。
⚠ 設計・選定に関する推奨事項:
消費電力の合計が 40W 付近になる構成や、長距離配線を行う場合は、給電容量に余裕を持たせるため、以下の対策を検討してください。
- 給電容量の大きい上位モデル(AG20 や AX21 等)への変更
- PoE インジェクター等の外部給電機器の併用
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