デバイス管理システムは、デバイスに定期的にパケットを送信してデバイスの監視を行っています。
この記事では、デバイスの死活監視についてよくあるお問い合わせをまとめました。
- デバイス管理システムの死活監視では、どの程度の頻度でパケットの送受信をしますか。
10 分周期で送受信を行っています。
デバイスがデバイス管理システム用の IoT エンドポイントに MQTT 接続*を確立した直後、
デバイスの状態に関する情報を取得する通信を行います。その直後に 10 分周期のタイマーがスタートします。
*デバイスとデバイス管理システムとは ICMP ではなく、MQTT で通信します。
- 1 日に、どの程度のパケット量になりますか。
1 日に送受信はそれぞれ 144 回です。デバイスが 10 分周期でデバイス管理システムに送信するデータ部のサイズは 275 バイトです。
- デバイス管理システムとの通信が途絶えたと判断するまでに掛かる時間は、デバイスがパケットを送ってからどの程度でしょうか。
通信が途絶えたと判断するのは、パケットを送ってから 1 分です。送信に対して応答がないと、2回まで再送を行います。送信から 1 分経過するとタイムアウトとなります。
- 冗長化設定している場合、再接続はもう1方の SIM に対して行いますか。
デバイス管理システムは、デバイスがどちらの SIM を使っているかは認識していません。接続を試行した時点で有効な SIM が使用されますので、切り替えが起こればもう一方の SIM で通信します
- 再接続処理を行った結果、通信が復旧しない場合が何回起こるとデバイスを再起動しますか。
3 回までの再接続処理を行い、4 回目の失敗でデバイス再起動となります。
- "通信が途絶えたと判断するまでの時間" や、"デバイスを再起動するまでの再接続回数" は設定で変えることができるのでしょうか。
現在、設定による変更はサポートされていません。
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